まず人間は、
人の形をした脳みそが歩いていると考えて下さい。
つまり物事の決断、行動、判断はすべて脳みそが
決めているのです。
そしてその90%が視覚によって判断されています。
そもそも人間は動物と同じ自分の生存に関わることを
目で見分けて生きてきました。
獲物はどこにいるのか、
敵か味方か、
植物の実は食べごろか、
雨は降りそうか、
嵐は来そうか、
目で見て判断し、
さらに形のない神を伝えるために
イメージしたものを絵や彫刻などでビジュアル化し
人々に大きな影響を与えてきました。
視覚を操るということは、大きな力をもつことと同じです。
なぜなら視覚によって人は決断、行動、考え方を変えさせ
てしまうことができるからです。
あなたはカッコいいセンスのいいと思った
独りよがりのビジュアルに固執していませんか?
それはなんら人々の心を動かすことはできない、
一円にもならないものです。
もしあなたが稼げるクリエイターを目指すのであれば、
人に見せるのではなく、
脳に見せるということを心がけて下さい。
「脳に見せる」です。
では脳に見せるビジュアルとはどんなものか。
無意識にアピールするということです。
人間には「意識の状態」と「無意識の状態」の
2つがあります。
普段人間は意識しているたったの5%しか
脳みそを働かせていません。
残りの95%は休憩している無意識の状態です。
ですが、この休憩している無意識の脳が
人の行動や決断を左右する重要な役割をもっています。
例えば朝の通勤電車の中吊り広告で
ビールの広告があったとします。
1つ目は、ビールグラスに注がれたビール。
2つ目は、美女がもっているビール。
どちらが目を引くでしょうか?
もちろん美女ですよね。
ビールに興味がなくても男なら本能的に見てしまいます。
でもそのときは美女に興味があるだけでビールを買いたい
と思うわけではありません。
ですが、仕事帰りになにげにスーパーへ立ち寄ったとき、
ビールの棚を目にすると無意識の脳が発動します。
「ビールといえばあの子が持っているあれだな・・」
と無意識に広告の商品を手にとってしまうのです。
これが広告の効果であり
無意識の中に溶け込ませるような仕掛けをしてるのです。
参考にしてみてください。
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