ここではセールスページ、LPといった「販売に特化したウェブデザイン」について解説します。
今回の「失敗する5つの理由」を知ることであなたは、お客様に無視され一円にもならないデザインから、嫌でもお客様から注目を浴び即キャッシュにつながるデザインの知識が身につきます。楽しみにしていてください。
目次
クリエイティブの落とし穴
クリエイティブな作業をするとどうしても自分のエゴがでてしまいます。これは承認欲求というものが働き、他人から「センスあるね〜、すごね〜」とよく思われたいことが勝ってしまい、売るための肝心な要素を疎かにしてしまうというパターンです。
販売目的のデザインは見た目の良し悪しではなく「人間心理を動かすビジュアル」が大事です。自分好みの感覚、自分都合のビジュアルは一切関係ありません。
デザインの目的は商品サービスが「売れるかどうか」なのです。
失敗する理由1:とにかく時間をかけすぎる
そもそも反応がえられるかどうかは公開してみないとわかりません。時間をかけて制作したり、コストをかけて外注さんに良いと思うものを作ってもらったとしても、
結果が悪ければ時間とお金のロス。
まずは完全でなくてもいいので素早く作ったものをテストで公開することが大切です。
お客様の反応を計測し改善を繰り返していけば徐々に反応率の高いデザインが出来上がってきます。
ですので、時間やお金をかけて渾身のデザインを作ったとしてもあまり意味がありません。
実際にきれいにデザインされたものよりも手書きで書きなぐった広告の方が何倍もの売り上げが上がったという事例もあります。
それも踏まえて素早く公開すること。PDCAサイクルを早くしてコンバージョンを上げていくことが失敗しない第一歩ですよ!
失敗する理由2:オリジナルにこだわる
私もクリエイターの端くれなのでよく分かるのですが、人のデザインをパクることにものすごく抵抗はあります。
しかしオリジナルにこだわると結局はなにもつくれません。
プロのデザイナーは優れたデザインの見本を沢山知っているからこそ、毎日沢山のデザインを生産することができているのです。パクるということに罪悪感を感じる必要はありません。
プロのパクリ方はこちらをチェック。
セールスコピーもそうですが、成果を出しているものはストックされ何度も使いまわしをしています。ですので成果を出しているものをどんどん取り入れていくことが売れるデザインへの近道です。
100%コピーはいけませんが、レイアウト(骨格)、フォントの種類、色使い、画像の配置、それらを上手にパクりましょう。
失敗する理由3:伝えようとしていない
「この画像を見れば分かるだろう・・」
と自分の勝手な解釈でデザインしてはいけません。人それぞれ受け取り方は違います。
例えば、ある男性の画像を掲載したとして、その人をイケメンだと思う人もいれば生理的に合わないと思う人もいます。
画像だけの感覚で伝えても全く違う捉え方をする人もいますので、必ずキャッチコピーを読ませて誰でも理解しやすいデザインにしましょう。
つまり画像とキャッチコピーのバランスによって分かりやすさは大きく変わります。
失敗する理由4:ただの名刺代わりになっている
会社案内、事業紹介、商品紹介・・といった名刺のようなサイトにしてしまっているケースも多いです。
それはただの自己紹介。サイトを訪れたお客様の関心とは全く関係のないサイトになっていますよ。
ブランドイメージばかりを気にした承認欲求の強いサイトは誰も興味はありません。
目的はサイトからの「売り上げ」ですからね。
以下の収益構造に特化したサイト構築をしましょう。
<ウェブサイトを活用する収益の構造>
アクセスを集める→リストを集める→見込み客とのコミュニケーション→セールス
これを繰り返すと半自動的にサイトから商品が売れ続けていきます。
詳しく知りたい方はメッセージ欄にお書き込みください。
失敗する理由5:モバイル対応になっていない
もうすでにインターネットをスマートフォンで見ている人がほとんどです。2016年ではパソコンに並び6割の人がスマートフォンでインターネットを利用しています。
スマートフォンに対応していないウェブサイトは見にくく使いづらいのでいとも簡単にスルーされてしまいます。それだけでなく検索エンジン最大手であるGoogleもモバイル対応は検索順位の要素として含めると発表しています。
この時代の流れにマッチしていないサイトはどんどん取り残されて誰も見向きもされないネット上のゴミとなってしまうので、即対応しましょう。
まとめ
Step1.素早くデザインをして公開!修正を繰り返す
Step2.結果の出ているものをパクれ!
Step3.画像だけじゃなくキャッチも読ませて伝わりやすく!
Step4.収益構造を理解したサイトにする!
Step5.モバイル対応にする!
デザインもマーケティングも絶対の正解というものはありません。ただし失敗は確実にあります。特別なことをやるのではなく失敗を減らすこと。それを心に留めておけばあなたも売れるデザインはすぐに作れます。
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